新型CⅩ-5がついに発表となりました。登場は2021年12月上旬ということなので、2022年の3月くらいから納車されてくるのではないかと思います。今回の新型CⅩ-5は、このカテゴリーとしてはかなりやばい仕上がりになっており、ライバルごぼう抜きということも噂されています。発売日や価格、インターネット上の口コミなどまとめてみました。
こちらの記事に書かれている内容は・・・
◆新型CX-5 発売日は?
新型CⅩ-5の発売日がついに発表されました。具体的な日時はまだなのですが、2021年12月の上旬といわれています。今回CⅩ-5の改良モデルには、ヘッドライトやテールライト、そしてフロントグリルなどのデザインが変更されていたり、ダイナミクス性能にも改良がくわえられているということです。そして特別なモデルも登場するということが噂されており、マツダの基幹モデルであるCⅩ-5の本領を発揮するときがやってきました。
・CⅩ-5のデザインはどう変わる?
新型のCⅩ-5は2019年の登場から始まっているMazda3からの引き算の美学をテーマとした、フェーズ2の魂動デザインが順次取り入れられています。もちろんCⅩ-5にもそれは生かされており、最新の魂動デザイン表現へのアップデート、そして多様なライフスタイルに対応するグレード展開を掲げて開発が始まっています。
マツダの魂動デザインのアップデートは重要課題と位置づけられており、これまでCⅩ-5にはある程度デザインが最新のものを取り入れてきたのですが、一部はまだフェーズ1といわれているところの部分が残されているのがありました。現在Mazda3から始まっているフェーズ2への移行に向けてデザインされているのですが、CⅩ-5は大きな動きで表現されるCⅩ-5のボディ構造はフェーズ2の最たるものになっており、テーマを先取りしたデザインとなっています。そして新型のCⅩ-5はボディパネル以外のフェーズ1の表現が残っている部分を、フェーズ2の最新の魂動デザインへとアップデートさせることに集中したということです。
・フェーズ1,2とは一体なんなのか?
ということですが、これは2021年6月18日にオンラインにて開催された中期技術・商品群説明会から紐解いていこうと思います。マツダのこれからの商品戦略、カーボンニュートラルなどの説明がこの時にされています。
その時に説明されていた内容はスカイアクティブテクノロジーのフェーズ2についてが主でありました。フェーズ2のベースとなるのは、”スカイアクティブマルチソリューションスケーラブルアーキテクチャー”といわれるものです。これは横置きのSMALLアーキテクチャー(Mazda3を第一弾、CⅩ-30、MX-30)と今後登場するエンジンの縦置きの後輪駆動ベースであるLARGEアーキテクチャーの2系統のスカイアクティブマルチソリューションスケーラブルアーキテクチャーがあるということです。
トヨタとマツダが新たに作ったといわれるアメリカはアラバマ州・ハンツビルのマツダ・トヨタ・マニファクチャリング・アメリカで生産をするSUVの中には、SMALLベースであるということが明らかにされています。マツダ・トヨタ・マニファクチャリングアメリカで生産されるのは、トヨタのカローラクロス、そしてマツダのSMALLベースのSUVということになっています。
SMALL群といわれるエンジン横置きのモデルでは内燃機関としてスカイアクティブ-Xが設定されており、これに24VのマイルドハイブリッドとEV、そしてロータリーエンジンを使ったマルチ電動化技術がポイントになるようです。
そしてLARGE群としては、4つの系統で直列6気筒のスカイアクティブーG、X、D、G、がそれぞれ設定されており、それに組み合わされるPHEV、48Vマイルドハイブリッドを用意しています。
搭載エンジンとしては直列6気筒スカイアクティブーG/D/X、直列4気筒スカイアクティブ-Gが計画されているみたいですね。そしてLARGE群にはどれも4WDがトランスミッションとして組み合わされるようです。
具体的には、フロントはバンパーとシグネチャーウイングを引き算の美学によって線ではなく、面と光の動きで見せる表現へとデザインされています。ロアグリルについてはよりワイドな開口部になっており、ラジエターグリルの輪郭はスクエアで横長な安定感のあるデザインにされています。これによってフロント全体の塊感が協調されて、SUVとしての力強さを一層感じるものになる、といわれています。
◆新型CX-5 2022年に発売となるデザインがポイント
新型のCⅩ-5のLEDヘッドランプは、水平方向への広がりを感じさせる横長楕円の発光シグネチャーが採用されており、グリルのパターンについては、従来のメッシュ状から、立体的なピースをフローティングさせて見せていることで、奥行きが感じられるような新たなデザイン形状が採用されています。
そしてリアバンパーについてはタイヤへと向かって伸びていく台形デザインが取り入れられており、踏ん張り感のある力強いスタンスがより表現されているのです。リアコンビランプは、ヘッドランプと同様に水平方向が強調されることで、より鋭く安定感が感じられる表現をしています。
◆新型CX-5 価格表
2021年改良モデルのCⅩ-5の価格表については下記を参考にしてみてください。
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Exclusive Mode(特別仕様車) | 2WD | 3,844,500円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Exclusive Mode(特別仕様車) | 4WD | 4,075,500円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Sports Appearance(特別仕様車) | 2WD | 3,575,000円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Sports Appearance(特別仕様車) | 4WD | 3,806,000円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Field Journey(特別仕様車) | 4WD | 3,553,000円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Black Tone Edition(特別仕様車) | 2WD | 3,360,500円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Black Tone Edition(特別仕様車) | 4WD | 3,591,500円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Smart Edition(特別仕様車) | 2WD | 2,997,500円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Smart Edition(特別仕様車) | 4WD | 3,228,500円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD L PACKAGE | 2WD | 3,520,000円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD L PACKAGE | 4WD | 3,751,000円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Proactive | 2WD | 3,228,500円 |
スカイアクティブ-D 2.2 | XD Proactive | 4WD | 3,459,500円 |
スカイアクティブーG 2.5 | 25S Exclusive Mode(特別仕様車) | 2WD | 3,525,500円 |
スカイアクティブーG 2.5 | 25S Exclusive Mode(特別仕様車) | 4WD | 3,756,500円 |
スカイアクティブーG 2.5 | 25S Sports Appearance(特別仕様車) | 2WD | 3,256,000円 |
スカイアクティブーG 2.5 | 25S Sports Appearance(特別仕様車) | 4WD | 3,487,000円 |
スカイアクティブーG 2.5 | 25S L Package | 2WD | 3,201,000円 |
スカイアクティブーG 2.5 | 25S L Package | 4WD | 3,432,000円 |
スカイアクティブーG 2.0 | 20S Field Journey(特別仕様車) | 4WD | 3,234,000円 |
スカイアクティブーG 2.0 | 20S Black Tone Edition(特別仕様車) | 2WD | 3,041,500円 |
スカイアクティブーG 2.0 | 20S Black Tone Edition(特別仕様車) | 4WD | 3,272,500円 |
スカイアクティブーG 2.0 | 20S Smart Edition(特別仕様車) | 2WD | 2,678,500円 |
スカイアクティブーG 2.0 | 20S Smart Edition(特別仕様車) | 4WD | 2,909,500円 |
スカイアクティブーG 2.0 | 20S Proactive | 2WD | 2,909,500円 |
スカイアクティブーG 2.0 | 20S Proactive | 4WD | 3,140,500円 |
価格やグレードの展開については、多様化するユーザーのニーズに対応するために、スポーツアピアランス、フィールドジャーニーという2つの特別仕様車が”新たに”設定されていることがポイントでしょう。
よりスポーティに振ったスポーツアピアランスについては、シグネチャーウイングをはじめとして、フロントグリルやバンパー下部のガーニッシュ、そしてホイルアーチ、ドアミラーなどの各部分をグロスブラックで強く引き締めることで、スポーツテイストに振られていることがわかります。
新型CⅩ-5のホイールについては19インチのブラックメタリック塗装のアルミホイールを装備しており、グリルについてはスポーツマインドを掻き立てる赤いアクセントピースが採用されています。このアクセントカラーについては、初代ロードスターと同じ色である「クラシックレッド」が採用されていることもポイントでしょう。
◆新型CX-5 画像
新型CⅩ-5のインテリアについては黒のレザーと赤のステッチが組み合わされているシートが採用されているのですが、この色合いが乗車するとき、そして運転をしているときに高揚感を生み出すということなのです。
新型CⅩ-5では、ダイナミクス性能においても大きく改良されとり、従来の熟成レベルでは実現できていなかったボディやシート、そしてサスペンションまで手が加わっています。その内容としては車体の中央の横方向における剛性部材が強化されていること、そして構造用接着剤を使っていることで振動を大きく低減していること。
さらに、車体とシートフレームの取り付け剛性が高められることによって、乗員の横方向の入力を軽減させており、さらに、スプリングやダンパー特性が見直されることによって、乗り心地などの快適性が高められています。このような改良によって必要のない緊張感や、リラックスできる室内空間を実現できた、としています。開発担当者いわく、ちょっとの段差でも乗り越える瞬間に、新型CⅩ-5がいかに洗練されたモデルに仕上がったかお分かりいただけるだろう、と話しているようです。
◆新型CX-5 リーク ドライブモードにも秘密が!?
新型のCⅩ-5はドライブモードにも手が加わっています。このたびMi-Drive(ミードライブ→Mazda INTELLIGENT Driveselect)という新しい名称がつかわれているドライブモードですが、その内容が実は見直しされているというのです。従来のNORMALであったり、SPORTに加えて、Field Journey専用の設定が加わっており、新たにオフロードモードが追加されています。
これは未舗装路から、起伏の激しい路面における走行までオフロードモードを選択するだけで走破できるという優れたドライブモードです。
そしてSPORTモードについては、素早い加速が必要なシーンにおいて、自分の意識した通りの加速応答が得られるように、制御の最適化が図られているといいます。シフトの制限を速くすることで、素早くシフトするようにされていたりと、これまではきれいにリニアにつなぎたいという考えの元開発されてきましたが、今回はシフトが小気味よく切り替わるようにされている、ということです。
そしてこの制御の変更とともにGVCも最適化されており、ハンドリング面においてもダイレクトで一体感のある特性に改良されているといいます。
◆新型CX-5 カタログはまだのようだ
新型CⅩ-5のカタログについてはまだ完成はされていないみたいです。(2021年11月10日現在。)インターネット上からカタログ請求はできるようなので、そこから請求されたし。
◆新型CX-5 口コミに期待!?
新型CⅩ-5が発表された中で、おもしろい話がありました。それは発表されたばかりのCⅩ-5が欲しい、ということではなく、1つ前のモデルが欲しいというのです。新型についてはやはり価格が少し高めということと、デザインが影響しているようですね。
ですが、一つ気になることが。それはマツダコネクトの評価があまり高くないというのです。2015年のマイナーチェンジ前の標準装備されていない型のモデルにすれば、通常のナビ設定をすることができるとされています。ですが、そのモデルだと水平フィンのグリルがハニカムグリルになってしまったりと、思ったようなものが手に入らないとも言われています。
簡単な話でいうと、新型のCⅩ-5を購入したほうがいいのかもしれませんが、実際には2015マイナーチェンジ後のデザインが気に入っているという人は結構多いです。サイドやバックスタイルはさほど大きな変更はない新型。
2015年マイナーチェンジ後と新型CⅩ-5のフロントの違いから見ると、
オプションで変更できるところもあったり、ただヘッドライトのデザインがマイナーチェンジ前は古臭く感じられます。バルブもLEDではなく、グリルを変更したとしてもおそらく、かっこいいかというとそうでもなさそうです。フォグランプやアクセサリーランプのデザインなんかもマイナーチェンジ後のモデルの方がかっこよいということみたいです。
マツダコネクトについては賛否あるのですが、ナビを重視している人にとってはきっと物足りないとなるでしょう。ネット上の意見としては、ナビ、テレビ、電話、スマホと連動しており、さらに音楽が聴ければOKかと。使い勝手自体はよいので、及第点は取れるのではないかと思います。反応が少し遅かったり、起動しないことも稀ですが、あるみたいなので、気になる人は気になりますが、かといって支障のないレベルなので、普通に使えたりします。
デザインもダイヤルコントローラーでこだわりのある仕様にされていますし、タッチパネルが採用されています。ダイヤルコントローラーはナビ画面を直接タッチせず、手元で操作できるので、運転中の操作時は意外と使えたりします。直接タッチすると危険な場合もありますしね。
以上のように、2015年モデルが気に入っている人や、やっぱり新型が欲しいという人もいると思いますので、それは個人個人で購入されてみてはいかがかと思います。
今新型車はかなり手に入りにくいので、中古車市場で新古車を購入する方が納車は早いかもしれませんよ。