トヨタのヤリスが2021年の1年間で一番売れたクルマとなりました。ヤリスシリーズとして、ということになりますが、その台数は20万台を超えるもので、ここ最近ではよく売れているクルマといえますが、これには人気SUVのヤリスクロスも含まれた数字ということを忘れてはなりません。ヤリスがどれくらい人気なのかということをユーザーの口コミも交えながらご紹介したいと思います。
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◆新車情報2022 トヨタ ヤリスが年間販売台数首位に
2021年1月から12月の1年間の販売台数の結果が発表されました。1位はヤリスで21万2927台となっており、他を圧倒するくらい独走した感じです。2位のルーミーに約8万台の差をつけて圧勝なのでした。どうやらトヨタ車のトップは2016年のハイブリッド車であるプリウス以来5年ぶりといいます。
といってもSUVであるヤリスクロスを含めた販売台数なので、たぶんですがヤリスクロスの割合が”非常”に高いと思われるのです。
トヨタのハイブリッドは世界最高レベルの燃費性能を誇ります。特にヤリスは走行性能を大幅に改良させてきており、運転支援技術も標準装備される、そしてコンパクトカーとしてこれほど走りに特化させたものはないというくらい大きな改良を施しているのです。以下2021年1月から12月までの各ブランド別乗用車のランキングとなります。
・2021年1月から12月 ブランド別登録台数ランキング
順位/ブランド通称名/ブランド名/台数
1/ヤリス/トヨタ/212927台
2/ルーミー/トヨタ/134801台
3/カローラ/トヨタ/110865台
4/アルファード/トヨタ/95049台
5/ノート/日産/90177台
6/ライズ/トヨタ/81880台
7/ハリアー/トヨタ/74575台
8/アクア/トヨタ/72495台
9/ヴォクシー/トヨタ/70085台
10/フリード/ホンダ/69577台
11/セレナ/日産/58954台
12/フィット/ホンダ/58780台
13/シエンタ/トヨタ/57802台
14/ヴェゼル/ホンダ/52669台
15/RAV4/トヨタ/49594台
16/プリウス/トヨタ/49179台
17/ソリオ/スズキ/44713台
18/ノア/トヨタ/44211台
19/ステップワゴン/ホンダ/39247台
20/キックス/日産/35044台
21/ランドクルーザーW/トヨタ/33481台
22/パッソ/トヨタ/32542台
23/インプレッサ/SUBARU/26854台
24/レヴォーグ/SUBARU/25439台
25/MAZDA2/マツダ/24652台
26/スイフト/スズキ/23415台
27/フォレスター/SUBARU/22903台
28/CX-5/マツダ/22431台
29/クラウン/トヨタ/21411台
30/ロッキー/ダイハツ/21392台
31/オデッセイ/ホンダ/21148台
32/CX-30/マツダ/19355台
33/C-HR/トヨタ/18096台
34/CX-8/マツダ/16596台
35/MAZDA3/マツダ/16361台
36/デリカD5/三菱/14790台
37/トール/ダイハツ/14780台
38/ジムニーワゴン/スズキ/13903台
39/シャトル/ホンダ/13636台
40/エスクァイア/トヨタ/12482台
41/クロスビー/スズキ/12401台
42/エクストレイル/日産/12016台
43/リーフ/日産/10843台
44/カムリ/トヨタ/10620台
45/エクリプスクロス/三菱/8882台
46/マーチ/日産/8819台
47/ハイエースワゴン/トヨタ/8547台
48/シビック/ホンダ/8520台
49/CX-3/マツダ/8408台
50/UX250H/レクサス/8263台
ネット上には批判も多く書かれているみたいですが、これだけ売れるのにはワケがあるのでしょう。そのワケとはコンパクトカーとして完成度の高いクルマであり、管理人は素直にここまでつくり上げるのは企業として立派といえると思っています。
特にヤリスのハイブリッド仕様のモデルは燃費が半端なくよいといわれており、街中の買い物、通勤がメインということであれば、軽自動車よりも全然使い勝手がいい、というクルマです。
売れ筋のSUVのコンパクトカーとはやりのSUVを合算した数字として出たものですが、それでもヤリスのイメージであるスポーティというところでも若返りが十分にできたということも勝因に上がるでしょうか。最新のリチウム電池と高度に協調制御された回生ブレーキを搭載した優れたエネルギーマネジメントで驚異的な燃費を実現している世界的ベストセラーであり、シリーズ車であるGRヤリスも世界ラリー選手権を制覇しているという、やっぱりレベルの高いクルマであるのです。
・ヤリス=ヤリスクロスではないヤリス
ヤリスというと、やっぱりヤリスクロスじゃね!?と思っている人がかなり多くいると思うのです。ですが、ベースとなっているのはやっぱりヤリスである、車載半導体や東南アジアからの部品の不足などによる減産の影響はあるものの、ヤリスシリーズの11月の販売台数は1万2000台者くであり、総合的には3位となりました。
ですが12月はこの減産を受けて販売台数を11月よりも4000台ほど多く増やし総合的に首位で終わったのは、トヨタらしいいというところでしょう。
ヤリスのユーザーに聞いてみると、ファミリカーとしてヤリスハイブリッドに乗り換えてみたところ、車内はかなり狭くなっているですが不思議と窮屈さは感じなかったり、遠出も苦にならないという人もいます。荷室の広さも十分に確保していると感じる人もいるので、そこまで、後部座席や荷室の広さが評価に影響しているということでもないようです。
燃費は圧巻の良さがあり、カーブはシャープに曲がってくれて、アクセルを踏めばよく加速してくれる、さらには安心デバイスはてんこ盛りかつ、その性能は高いのです。
◆新車情報2022 2021年12月の結果に驚き!?
さて、2022年に突入していますが、2021年12月の結果も見ていきたいと思います。1位は先ほどもありましたように、ヤリスがトップとなりました。その販売台数は約17000台ということで、12月に入り11月に比べて4000台も伸ばしてきたというところは、トヨタも相当頑張って生産したのだと思います。2位にはカローラシリーズ、3位にルーミー、4位にアクアとトヨタ勢がぞろぞろとランクインしています。
・2021年12月ブランド別登録ランキング
順位/ブランド通称名/ブランド名/台数
1/ヤリス/トヨタ/16907台
2/カローラ/トヨタ/11841台
3/ルーミー/トヨタ/9864台
4/アクア/トヨタ/9001台
5/ノート/日産/7740台
6/ライズ/トヨタ/7093台
7/ヴォクシー/トヨタ/6024台
8/アルファード/トヨタ/5369台
9/フリード/ホンダ/5331台
10/ヴェゼル/ホンダ/4476台
11/フィット/ホンダ/4465台
12/ハリアー/トヨタ/4353台
13/ノア/トヨタ/3617台
14/シエンタ/トヨタ/3454台
15/CX-5/マツダ/3261台
16/ステップワゴン/ホンダ/3239台
17/セレナ/日産/3014台
18/プリウス/トヨタ/2934台
19/フォレスター/SUBARU/2698台
20/ランドクルーザーW/トヨタ/2616台
21/ソリオ/スズキ/2458台
22/パッソ/トヨタ/2449台
23/MAZDA2/マツダ/2331台
24/RAV4/トヨタ/2198台
25/スイフト/スズキ/2065台
26/CX-30/マツダ/1976台
27/ロッキー/ダイハツ/1916台
28/キックス/日産/1765台
29/オデッセイ/ホンダ/1686台
30/MAZDA3/マツダ/1624台
31/レガシィ/SUBARU/1545台
32/トール/ダイハツ/1488台
33/CX-3/マツダ/1487台
34/クラウン/トヨタ/1263台
35/86/トヨタ/1147台
36/アウトランダー/三菱/1104台
37/C-HR/トヨタ/1097台
38/インプレッサ/SUBARU/1048台
39/エスクァイア/トヨタ/999台
40/シャトル/ホンダ/940台
41/CX-8/マツダ/932台
42/リーフ/日産/925台
43/シビック/ホンダ/916台
44/ジムニーW/スズキ/900台
45/カムリ/トヨタ/868台
46/NX350H/レクサス/852台
47/クロスビー/スズキ/786台
48/エクリプスクロス/三菱/729台
49/ハイエースW/トヨタ/635台
50/レヴォーグ/SUBARU/587台
トヨタはヤリスでがんばって首位を取りました。ホンダもN-BOXでがんばっていますが、ホンダはエンジンタイプの四輪から次々に手を引いている状況です。セダンが人気なし、というせいもあるのかもしれませんが、レジェンドも販売収支になりアコードもそのようになってきました。
その中でトヨタはエンジンタイプの四輪は頑張っていっているところなので、世界一のエンジンを作るためにこれからも頑張ってもらいたいですね。
◆ヤリスの口コミ
こちらではヤリスの口コミをご紹介したいと思います。ヤリスはコンパクトカー随一の走行性能と考えることができるでしょう。ユーザーの感想を聞いて、いかにヤリスがよくできたクルマなのかぜひ知ってください。
ヤリスに乗ったことは無いから推測になるけれど、はっきりパーソナルユースに振り切ったのが良かったのだと思う。後席を割り切って作る事で走りに振ることが出来たし、燃費も相まって魅力的なクルマになっていると感じる。そして、何より価格を上げないでいてくれたから、ライバルより安く買えるのはかなりのメリットがある。生活の足としても、クルマそのものの魅力を考えても、ヤリスが首位というのは頷ける。
合算のヤリスクロス、GRヤリス抜きでもかなり上に来ているはずだし、ヤリスもヤリスクロスも売れているのはマーケティングの上手さを表している
と思う。また、ヤリスをここまで割り切って作れるのは、トールタイプならルーミー、もうひと回り大きいコンパクトならアクア、SUVもライズとCH-R、カローラクロスがあるからこのサイズ感で作る事ができるのだろう。ヤリスみたいなクルマを出せるのも、トヨタの商品群あってこそかなと思う。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2407e9fb9bde717ec335fe714a5cbca65760bd18/comments?page=2&t=t&order=recommended