GRMNヤリスがついに発表となりました。その価格は800万円を超えるものも存在し、世間を賑わしています。一般市民には届くことはない可能性があるこのGRMNヤリスですが、その価格、スペックなど詳細をチェックしてみましょう!
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◆GRMN ヤリス 予約開始!

GRヤリスよりもさらに上級モデルであるGRMNヤリスが爆誕しました。限定500台で価格はなんと850万円ほどするというのです。2022年1月14日から開催されている東京オートサロンにて3ドアのフルチューンモデルであるGRMNヤリスが出展されました。すでに予約が開始されており、夏頃の発売になるといいます。限定500台ということ、そして850万円ということはありますが、即完売という流れもありそうです。
まさにヤリスの最強モデルが登場した、といってもいいでしょう。GRMNヤリスの登場で会場は相当ざわついたといわれています。このGRMNヤリスはモータースポーツの現場でスピーディーに、かつ人に合わせて進化するクルマをユーザーにもお届けしたいという、トヨタの社長である豊田章男、レース名モリゾウの想いから始まったといいます。
ベースモデルからさらにボディ剛性を強化しており、20㎏ほどの軽量化、車高は10㎜低くしていること、全幅10㎜拡大による空力改善が実現されたのです。
どうやらモータースポーツの現場では壊しては直すということを繰り返して性能を向上させるということで、機械式LSDやクロスギアレシオトランスミッションとローFinalギヤのセットを採用しています。さらに、プロドライバーによる走り込みはもちろん、それによって制動力やグリップ、コーナリング性や追従性も向上させており、より安心して速く走れるクルマへと大きく改良されているのです。
GRMNのポイントとしては「アップデートプログラム」と「パーソナライズプログラム」という2つのサービスを提供していることにあるといいます。これはレースごとにタイムリーなクルマの進化をアップデートプログラムで実現するとともに、ドライバーに合わせたカスタマイズによりパフォーマンスを引き出す体験をパーソナライズプログラムで実現し、レース車両と同様に、尽きることのない進化を体験できるというのです。
◆GRMN ヤリス 価格&スペック
このGRMNヤリスの価格は一般市民にはあまりにも高い価格で設定されています。そのスペックもご紹介していきたいと思います。
全長:4030㎜
全幅:1815㎜
全高:1475㎜
ホイールベース:2560㎜
トレッド:フロント1540㎜/リア1570㎜
最低地上高:120㎜
乗車定員:2名
車両重量:1250㎏
最小回転半径:6m!
エンジン種類:直列3気筒インタークーラーターボ
最高出力:272ps/6500rpm
最大トルク:39.8kgm/3200-4000rpm
燃料タンク容量:50リッター
トランスミッション:6速MT
駆動方式:四輪駆動方式
*申し込みについては2022年1月14日の金曜日から2月28日月曜日まで、専用サイトにて。そして2022年の3月9日の水曜日に当選の連絡が入ります。当選が入った段階で購入するかしないかを決め、購入するのであればそのまま商談に突入という流れです。
ウェブ予約はこちらから
https://toyotagazooracing.com/jp/form/grmnyaris_agreement/
◆GRMN ヤリス スペックやユーザーの反応
これだけ話題になっているGRMNヤリスですが、その理由として日産のフェアレディZの存在があります。新型のフェアレディZも同じ時期に発表となっただけに、まさにGRMNヤリスはフェアレディZにあててきた感じがありますよね。価格も同じくらいとはいかず、GRMNの方が100万円ほど高い設定になっています。
インターネット上の反応でも結構ざわついているので、チェッキングしていきましょう。
・一般市民には値段もスペックもオーバー仕様ですよ。この時代にこんな素晴らしいクルマを作るトヨタには頭が上がりません。500台限定ということですが、追加生産して転売やーつぶしも行ってほしいくらいですよね。
・乗りつぶすならプリウスミサイルで十分
・まさかヤリスがここまで売れているとは思わなかった。名づけもいまいち、デザインもいまいち。自分の感性では良さが全くわからない
・この値段でも抽選になるのか。手にいれることができた人は幸せだな。願わくば転売ヤーの手に渡らないでほしいな。
・メーカー保証の付く会葬者で値段落ちもナシなら輸入車よりもお買い得だろう。購入できた人はラッキーマンといえるであろう。
・この価格であればフェアレディZが買えるじゃねぇか!
・所詮、ヤリスの元の形はビッツ。そのビッツの名前を変えて、モータースポーツ用に参戦が可能と騙るオーバークオリティー気味の限定車を作ったところで、1年間をフルに参戦ができるまでにつくり上げるには、購入価格と同じくらいの費用が必要だといわないトヨタの浅はかあさはあきれる。
・おじさん世代としては、デルタHFインテグラーレの程度の良い中古車買うんだったら頑張ってこっちを買った方がよいと思う。ラリーカーベースのクルマは行動にはあっているしそこはスポーツカーと言われているクルマと違うとこで低めのギアレシオでMTカチャカチャ楽しいようね。今狙っているのは出るといわれているGRカローラだが・・・。GRMNヤリスを見たら・・・でも普段乗りはやりにくいな気持ち的に。
・ヴィッツ、ヤリスはラリー参加を前提として開発されているからフレーム設計から徹底している。ヴィッツのUグレードとアクア、カローラのクラスと乗り比べても、高速、ワインディング走行で明らかに安定性に違いがある。確かに購入される方々は所有するだけで満足されると思いう。一般道で性能を発揮できるわけないから中には休日にサーキット走行を楽しまれるのでしょう。羨ましい限りです。ヴィッツ、ヤリスと揶揄するだけのなんちゃってクルマ好きの方は気の毒です。
◆GRMN ヤリス 読み方
GRMNヤリスの読み方はジーアールエムエヌ ヤリスといいます。今回のGRMNには3つのパッケージが登場しました。ここではそのうちの2つについてご紹介していきたいと思います。
・サーキットパッケージ
・ラリーパッケージ
・GRMNヤリスのボディ
レース活動からのフィードバック技術として骨格となる軽量ボディを超高剛性化。545点におよぶスポット溶接の増し打ちをはじめ、構造用接着剤の使用箇所を延長するなど、部品同士の結合剛性を大幅に向上させている。また、エンジンフードやルーフには新工法のカーボン材を採用するなど、軽量設計を徹底。ボディ全体を磨き上げることで、モータースポーツに求められるハンドリング性能とスピードを追求している。
・ボディカラー
GRMNのボディカラーは全部で4種類存在しています。
マットスティール
プラチナホワイトパールマイカ
エモーショナルレッド
プレシャスブラックパール
の4つです。やはりイメージカラーとしてはエモーショナルレッドか、もしくはプラチナホワイトパールなのか?
・GRMNヤリスの価格
グレード名/メーカー希望小売価格/消費税抜き価格
GRMNヤリス | 7,317,000円 | 6,651,818円 |
GRMNヤリス ラリーパッケージ | 8,378,764円 | 7,617,058円 |
GRMNヤリス サーキットパッケージ | 8,467,000円 | 7,697,273円 |
やたらフルチューンフルチューンって煽るから、どれだけエンジンにも手を入れてパワーアップしてきたのだろうかと期待したが、足回りや駆動系、軽量化がメイン。まぁ購入者は続々アップデートのメニューもあるみたいだから、パワーアップも可能なのか?いずれにしろ、申込み多数で抽選になるであろうから、転売ヤーだけには販売されないようにしてもらいたい。
世界的に見てもGRMNヤリスは最後の本格派ホットハッチだから830万円でも500台は十分売れるだろうと思います。しかも将来はプレミア確実。そりゃ抽選が必要ですよね。