ディーゼルのみで勝負をかけてきた小型SUVのCX-3。
とうとう発売日を迎え、ディーラーは忙しい決算セールを
迎えそうです。
国産4wdといえば、スバルや三菱をイメージする人が多い
かもしれませんが、少なくともマツダ車を真っ先に思い
浮かべる人は、そうそういないと思います。
ここ最近は、スカイアクティブ技術を確立して世界的に
興盛を強めているマツダですが、
じつは、4wdに対しても熱い思いをもっていました。
最新のスカイアクティブ技術を搭載したCX-5はもとより、
デミオからアクセラ、アテンザ、そしてCX-3まで、
ほぼフルラインナップで4wdモデルを備えています。
これまで、マツダはその存在を強調することもなく、
ごく自然にラインナップに収めた来ていたのですが、
マツダの4wdシステムが、実は国産どころか、
欧州車と比較しても遜色ない優秀な性能が与えられている、
そう思われてきたのです。
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マツダ=スカイアクティブ技術
というところは、マツダのみならずユーザーも
実感しているところですが、
このスカイアクティブ技術に焦点が集まるあまり、
4wd技術についてほとんどアピールすることが
なかったんですね。
今回、発売となるCX-3には、
優れたAWDシステムが搭載されています。
CX-3に搭載されているこのAWDシステムは、
2年前に登場したCX-5から導入されているもので、
ほかのスカイアクティブAWD全車にもすでに設定
されています。
このAWDシステムのすごいところは、
人間が雪道を歩くときに目や足裏全体の感触から
路面の滑りやすさを感じ取って注意深く歩くように、
様々なセンサーからの情報を検知して最適な駆動力を
引き出すといいます。
実際に雪道で試乗した記事を見ると、
ステアリングを切り込んだ状態の難しい発進でも、
舗装路面かのように何事もなく、発進できた、と言います。
さらに、試しに他車製の4wdを試してみても、ずるずると滑る
ような感じになったんだとか。
CX-3には、マツダの持てる技術のすべてが込められているように
思います。