2月14日に公開されたS660。
ホンダのテストコースで公開されたS660は各記者を魅了したそう。
今回は、その試乗体験をご紹介します。
加速フィールは助手席でもわかる。
S660のシフトフィールはちょうどいい位置にレイアウトされている、
といいます。
軽自動車、しかも2シーターのミドシップオープンの場合、
シフトのレイアウトにそれほど余裕がない、と思うのですが、
ドライバーの方がリラックスしてポジションを取っている
ことが助手席でもわかるそうです。
また、前席ですが、現行のs2000よりも広く感じるようで、
おそらくセンターコンソールの圧迫感が少ないせいだと思われます。
軽自動車の2シーター、というとえらい狭い印象がありますが、
どうやら、我々の考えている”狭い”シートとは違うようです。
もともと、身長180㎝くらいの男性でもゆっくり!?
と足を延ばしてポジションにつける、というものを予定
していましたしね。
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60~70㎞/hくらいで、コーナーに入っていった場合、
速いと思ってても、スッとフロントが入っていく感があり、
コーナリングは結構スムーズ。
AHS(アジャイルハンドリングアシスト)という装置が
装着されており、
VSAが効く前段階で、コーナリング中も緻密にブレーキ制御を
行って、回頭性やライントレース性を高めている、といいます。
これは、レジェンドからついたもので、
S660用にチューニングされているということです。
ドライバーの操舵角や転舵スピードからドライバーが意図する走行ラインを
推定し、車両の挙動と合わせて、適切な車輪に軽い制御をかけ、
理想的な走行ラインをトレースすることができる、ということです。
伊藤社長が『とにかく乗って楽しいクルマに仕上がった』と
いうのは、このあたりにも表れているのでしょうね。
今回、北海道の鷹栖テストコースで公開されたということで、
雪道での試乗となったのですが、
『雪道でも走って楽しいのがs660』と言わんばかりの成果
だったそうです。
自分でステアリングを握った日には、どんな感動が待っているんでしょうね!