新型オーリスが登場しました。
注目は1.2Lの直4ターボ。
オーリスエンジンのスペック
形式:直列4気筒DOHCターボ
ボア:71.5
ストローク:74.5mm
総排気量:1196㏄
圧縮比:10.0
最高出力:116ps/5600rpm
最大トルク:18.9kgm/4000rpm
ミッション:CVT
JC08モード燃費:19.4㎞/L
ダウンサイジングターボ
ということで、
なにやら3気筒か?
という先入観があった方も
いたかもしれません。
新型オーリスに搭載
されている
『8NR-FTS』
は直列4気筒です。
詳細は上記の通り。
同じ1.2Lダウンサイジングターボ
で世界を見渡すと、
フォルクスワーゲンゴルフと
ルノー、ルーテシアは
4気筒でミニONEと
プジョー308は3気筒を採用
しています。
小型軽量化という観点では
3気筒ということも視野に
入れたみたいですが、
振動対策などを考えると、
やっぱり4気筒。
今回は、オーリスと
いうクルマに搭載することも
考えて、
質感も重視して4気筒で
いく決断をした、
ということです。
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エンジン本体の重量は、
ターボや水冷インタークーラー
などの補機も含めて、
114kgで、
これは従来の1.5LNAエンジン
とほぼ同じ重さだと言います。
効率重視ならば、
間違いなく3気筒ですが、
トヨタの場合、
この120Tを
プレミアムグレードにしたい
という狙いがあり、
だとすると、
フィーリング重視で4気筒と
いう選択肢は正しいのかも
しれません。
このエンジンは
4気筒にしては
コンパクトにまとめられているし、
重量も小さいです。
サイズや重量面での
デメリットが小さいならば、
4気筒の方がいい、
ということになった、
ということです。
8NR-FTSエンジンのポイント
・直列4気筒の1.2Lターボエンジンで、1.8Lの走りを1.5Lの燃費で実現します。
・JC08モード燃費は19.4㎞/L
・圧縮比は10.0
・連続可変バルブタイミング機構を使い、低負荷運転時はアトキンソンサイクル
・超小型ターボはトヨタの自社開発