新型ロードスターは
ドライバーのため、を最優先した
コクピットになっています。
CX-5以降のマツダ車は
ドライビング・ポジションに
こだわりを見せていますが、
ロードスターでも
それは貫かれています。
NDはヒップポイントがNCより
20mmも下げられました。
ただし、
ボンネット高も下がっているので
視覚的には、それほど低く
感じないでしょう。
Aピラーとフロントウインドー
は先代よりも57mm後寄りになり、
視野角は拡大されました。
ABCペダルは以前ほど
右寄りではなく、
足を伸ばせば意識せずとも
望みの操作ができます。
アクセルペダルがオルガン式と
なったことで、安定した操作が
可能となり、
絶妙に厚みを調整されている
ことでヒール&トゥも
やりやすくなったのです。
シートはオープンカーという
ことを意識して独自の工夫が
施されています。
お尻がすっぽりと
沈みこむことと、
下部で体幹を包み込むような
形状なので
サポート性は十分に確保。
それによって上部はサイドの
張り出した最小限に
抑えられて、
オープンカーらしい開放感が
あるのです。
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手動式ソフトトップは
操作力を従来よりも低減。
シートに座ったまあでの
開け閉めを容易にしました。
以前は、とくに閉めるときに
肩がグキッといきそうな
気配もありましたが、
NDはサッとスマートに
操作ができます。
これなら雨が心配な時でも
気軽にソフトトップを
開け放つ気になるでしょう。
室内での風の感じ方にも
変化が見られます。
サイドウインドを上げた状態では、
不快な巻き込みが制限されており、
高速道路でも頭が
そよそよと風になでられる程度。
低速域で物足りないときは
サイドウインドをおろせば、
肩周りに心地よく風が
まとわりついてくれます。
その時でも、
髪の毛がみだれるほどには
巻き込まないので、快適に
ドライブができます。