シエンタがとうとう7月9日に
フルモデルチェンジを受けます。
開発当時、
シエンタに代わる
アクアベースのミニバン、
というものでしたが、
実質的にシエンタの
ネーミングを踏襲する
7人乗りの
コンパクトミニバンと
なります。
当然注目されるのは
1.5Lのハイブリッドモデルで、
どこまで燃費を伸ばすか?
が注目されていましたが、
JC08モード燃費で
27.2㎞/Lを達成しそうだと
言われています。
事前の開発目標が
26.2㎞/Lだったこともあり、
27.2㎞/Lということは
大きく目標を達成する、
ということになりますね。
想定されるライバルは
フリードハイブリッドですが、
こちらが21.6㎞/Lという
燃費ですから、
7人乗りミニバンとしては
驚異的な燃費を獲得することになります。
エンジンはモーターを
組み合わせた1.5Lの
1NZ-FXEのほか、
ノーマルガソリンの1.5L、NA、
2NR-FKEの2タイプが用意されます。
NAモデルはグレードにより
最高で20.6㎞/Lをマークします。
そのグレードですが、
ハイブリッド、ノーマル
ともにGとXの2グレード構成
となり、
ガソリンのXにはVパッケージ
が設定されます。
乗車人員はハイブリッドの
Xのみ7人乗り1種となり、
それ以外には
7人乗りと
6人乗りが
すべて設定されます。
性能的いは、
ハイブリッドが
システム出力が100ps
(エンジンが74ps、
モーターが61ps)
ガソリンが大幅に改良された
2NR-FKEとなり、
こちらは、
109ps/13.9kgmを発生させます。
アイドリングストップが
付き、20.6㎞/Lと
燃費もなかなかなもの。
このほか、新装備として
トヨタセーフティセンスC、
衝突回避支援システム
が全車にオプションで設定
できるということに。
7人乗りミニバンとして
知りたいのは、”サイズ ”
新しくなることで、
室内がどのくらい
大きくなるのかがポイントとなりますよね。
外寸のホイールベースが
50mm延長され、
2列目、3列目の
ニースペースがそれぞれ
25mm、
20mm延長されます。
室内幅も40mm広げられることに
なります。
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後席へのステップ高も
330mmと低く、
ニッケル水素バッテリー
や燃料タンクが床下に
配置されるのですが、
床が低くて乗降性に
優れています。
3列目シートはシート幅自体が
70mmもワイドになり、
実用性も大きく向上。
2、3列目をたたむと、
26インチの自転車の前輪を
外さず、そのまま搭載できる
巨大ラゲッジ(575L)が
出現し、
このあたりも
ファミリー層にとっては、
嬉しい広さとなりそうですね。
昨年、
アクアにURBANシリーズが
登場しましたが、
今回のシエンタにも
デザインコンセプトが
アーバントレッキングシューズ
をイメージさせたということで
色合いもカラフルになります。
価格は
ハイブリッドが225万円程度、
ガソリンが180万円程度
となりそう。
これでも、
7人乗りコンパクトミニバン
としては
かなりお得な金額だと
思います。
新型シエンタ スペック
全長:4235mm
全幅:1695mm
全高:1470mm
ホイールベース:2750mm
エンジン:1NZ-FXE 1496㏄+4気筒DOHC+モーター
最高出力:74ps/4800rpm
最大トルク:11.3kgm/4400rpm
JC8モード燃費:27.2㎞/L
価格:225万円
発売時期:7月9日!
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