4月7日にマイナーチェンジ
を実施して
ダウンサイジングターボ
エンジン8NR-FTEを搭載した
新型オーリス。
1.5Lや1.8Lエンジン搭載車
もありますが、
やっぱり注目は
1.2L、直4ターボエンジンを搭載する
120tです。
この新型オーリス、
結論から言ってしまうと
『かなりいい!!』
という評価です。
走り出すとCVTは
エンジン回転をあまり
上げないような制御で、
1000~1500rpmあたりを
使ってトルクで速度を乗せていきます。
60㎞/h巡航時の
エンジン回転は1200rpmで80㎞/h
に速度を上げても1600rpm程度。
かなりハイギアな設定をしています。
CVTのギア比幅は1.8L車や
1.5L車と実は同じなのですが、
最終減速比はそれぞれ
5.356と5.698で
120tが圧倒的にハイギアで
あることが確認できます。
オーバーオールギア比で見ると、
巡航時のいわゆるトップギアは
120tが1.88となるのに対して、
1.8L車が2.12、
1.5L車は2.25となります。
≪スポンサーリンク≫
結構きつい坂でも
アクセルをジワリと踏みこんで
いくと、
最大トルク発生回転の
1500rpmあたりを
維持しながら
スルスルと速度を乗せていきます。
アクセル操作に対する反応もよく、
運転感覚は過給エンジンの
雰囲気ではありません。
かといって、
最大トルク18.9kgmから
見る2LのNAエンジン的かというと
これも違う。
>新車情報。無料査定サイトはもう古いの?最新の値引き交渉術とは?
2LNAエンジンであれば、
最大トルクは4000rpm~5000rpmで
発生するため、
加速時にはエンジンを
回している感覚です。
ですが、この1.2Lターボは
3000rpm以上に回すことは
あまりなく、
1000~2500rpmあたりを
うまく使って走るのが新鮮なのです。
試乗前は欧州仕様に設定される6速MT
があればいいのに・・・
とかCVTではなく6速AMTの方が
楽しいのでは・・・?
など思ってしまうのですが、
実際に乗ってみると、
1000rpm以下で過給のかからない
極低速域はトルクコンバーター
のトルク増幅で不足する
エンジントルクをうまくカバー
していて、
一方、過給がかかり、
トルクが立ち上げる領域では、
CVTが変速比をリニアに微調整
することで、
エンジンの効率のいい回転域
を使って、
性能を引き出している、
ということを実感するでしょう。
オーリス120t、
鳥肌が立ちますよ。
新型オーリス スペック
全長:4330mm
全幅:1760mm
全高:1480mm
ホイールベース:2600mm
車重:1300kg
エンジン:直列4気筒DOHCターボ
排気量:1196㏄
最高出力:116ps/5600rpm
最大トルク:18.9kgm/4000rpm
JC08モード燃費:19.4㎞/L
価格:259万37円
>新型次期プリウスSUVは激戦のコンパクトクロスオーバー市場へ投入。