6月17日に
マイナーチェンジを受ける
トヨタの
ランドクルーザー・プラド。
トヨタ初の
2.8Lクリーンディーゼル
1GD-FTVを搭載します。
国産車でもっとも
リセールバリューのいい
クルマの1台といえる、
ランドクルーザー・プラドが
6月17日にマイナーチェンジ
を受けます。
エクステリアや、
カラーリングの変更
わずかですが、
中身は激変。
V6、4Lガソリンモデルに
代わって、
直4DOHC2.8Lディーゼルターボ
エンジンを搭載するのです。
プラドとしては
2007年以来のディーゼルの
復活といえます。
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もちろん、
このディーゼルは、
ポスト新長期規制を
クリアした、
クリーンディーゼルで、
トヨタの乗用モデルとしては
初、ということになります。
ディーゼルで出遅れていた
トヨタが本気になったと
いえるモデルでしょう。
1GD-FVTエンジンは、
欧州のユーロ6もクリア
しており、
高い人気を誇る欧州市場を
視野に入れたものです。
このディーゼルエンジンは、
尿素SCRシステム、という
NO x 低減装置を使います。
メルセデスのブルーテックや
大型トラックなどが
使うタイプなのですが、
約15000㎞ごとに
尿素水の補充が必要となります。
(約12L)
煩わしい、ということも
ないのですが、
めんどくさい、と感じる人も
いるかもしれません。
組み合わされる
トランスミッションは、
6ATで、
JC08モード燃費は11.8㎞/L
と結構優秀。
この数字はV6、4Lモデルが
7.9㎞/Lだったこともあり、
かなり燃費のいいモデルに
仕上がっています。
ちなみに、
パジェロの
直4、3.2Lディーゼルターボは
10.4㎞/L、
マツダのCX-5は、
2.2Lディーゼルターボは
18.0㎞/L
となっていまs。
最高出力は177psと控えめですが、
最大トルクは46.0kgmと
かなり強力。
ランクル200がV8、4.6Lで
46.9kgmなので、
それに匹敵するトルクです。
また、
直4、2.7Lガソリンエンジンも
デュアルVVT-iや、
6AT化によって、
JC08モード燃費は8.5㎞/Lから
9.0㎞/Lへと向上しています。
ディーゼル車の価格は
5人乗りのTXで
400万円ほど。
最上級の7人乗りのTZ-Gが
520万円ほどになりそうです。
新型プラドディーゼルエンジン スペック
全長:4760mm
全幅:1885mm
全高:1835mm
ホイールベース:1835mm
車重:2300kg
エンジン:直4DOHCターボ
排気量:2755㏄
最高出力:177ps/3400rpm
最大トルク:46.0kgm/2400rpm
ミッション:6AT
JC08モード燃費:11.2㎞/L
価格:400万円~520万円
タイヤサイズ:265/60R18
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