もうすぐ
トヨタから待望の
FR+ダウンサイジング
2Lターボ+8ARを組み合わせた、
モデルが誕生します。
それは、レクサスISとクラウン。
7月23日レクサスISが
マイナーチェンジをします。
注目はV6、2.5Lに代わって
搭載される直噴2Lターボエンジンで、
その型式は、
8AR-FTS。
ご存知の通り、
レクサスNXと同じエンジンです。
しかし、
NXはFFのため、
横置き、
FRのISは初めて縦置きで
搭載されます。
8AR-FTSは
新世代のダウンサイジング
ターボで、
水冷式エキゾースト
マニホールド一体シリンダーヘッドと
ツインスクロールターボチャージャー
を世界で初めて同時採用してます。
エキゾーストマニホールドを
シリンダーヘッドと一体化する
ことで暖気時間を短縮し、
水冷にしたことで、
排気温度を高め、
最適化することができ
238psという高出力を
実現しました。
ツインスクロール
ターボチャージャーは
低回転域からのターボが効き、
レスポンスよく燃費に優れた
走りを可能とします。
さらにターボ専用に開発された
直噴技術D-4STを採用します。
これは低負荷時はポート噴射、
高付加時は直噴と賢く燃料噴射
を使い分けるものです。
実際にこの8AR-FTSの
パワフルな走りは、多くの賞賛を
集めていると言われています。
ISに搭載されても最高出力は同じか、
240psを少し上回るくらいと
予想されます。
同じだとしても238psの
FRターボの走りは、
かなりダイナミックだろうと
想像してしまいますね。
しかも、
NXの6ATに代わってISは、
すでにIS350にも採用されている
8ATが組み合わされる、
ということから、
ドライバビリティは相当
高そうです。
アイシンAW製の8ATは、
スムーズな加速性能を生み出す
ことで定評があり、
低速トルクのある8AR-FTS、
2Lターボエンジンとの
マッチングもよさそうです。
NX200tのFF車の
JC08モード燃費は、
12.8㎞/Lですが、
車重が軽く、
8ATとなるISの場合、
14.0㎞/L前後の
JC08モード燃費が期待できると
言われています。
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そして
8AR-FTS+8ATの組み合わせは、
10月にマイナーチェンジする、
クラウンにも採用されます。
クラウンのターボとなると、
11代目クラウンに設定された
1JZ-GTE、直6、2.5Lターボ
280ps以来となります。
しかもクラウンには、
この2Lターボモデルをベースに、
G’sが計画されているということ
ですから、かなり期待をしてしまいます。
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ダウンサイジングターボは
プレミアムセダンの潮流となっており、
レクサスIS200tをライバルと
なる2ターボエンジン搭載車には、
BMW320i、
メルセデスベンツC200、
スカイライン200GT-t
があります。
パワーについては、
スカイラインGT-t、
メルセデスベンツC200にも
BMW320iにも勝っています。
最大トルクは
スカイラインと同等、
燃費はC200や320iにやや
劣るという数字がでています。
いずれにせよ、
IS,クラウンともに、
欧州プレミアムセダンとの
距離を縮めるモデルとなる
のは間違いなさそうです。
レクサスIS200t スペック予想
全長:4665mm
全幅:1810mm
全高:1430mm
ホイールベース:2800mm
車重:1620kg
エンジン:直4DOHCターボ
排気量:1998㏄
圧縮比:10.0
最高出力:238ps/5600rpm
最大トルク:35.7kgm/4000rpm
JC08モード燃費:14.0㎞/L
価格:430万円