次期86の骨格、
すなわちシャシーを含めた
ベースをどうするのか?
という問題を急ぐのは、
コンパクトFRが大きく
関わってる、ということに
由来しているようです。
コンパクトFRは2015年初め
までは新型アイゴのプラットフォーム
の後半をFR化することで、
ほぼ決まっていた、といいます。
ところが5月のマツダとの
提携により、
スカイアクティブボディや
場合によっては小さなFR車
の構成部品であるサスペンション
ユニットなど、
軽量で、
すでに開発済みのパーツが
安価に手に入る可能性が高くなり、
新しいプラットフォームに
することが決まりました。
それでも当初の目標である
150万円の価格にするには、
さらにスケールメリットを
上げる必要があります。
そこで登場するのが、
次世代86なんです。
次も富士重工と連携して
水平対向でやっても、
燃費など大きな進化は
難しいでしょう。
スバルのブランドイメージである
4wd化にする、としても
そもそもラリーから距離を
置いたスバルブランドの
スポーツ性も落ちてきている、
といってもいいほど。
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そうなると、
融通のきかない水平対向を
使ったプラットフォーム、
エンジンから離れ、
独自のスポーツクーペ
とした方が新しさを
大きく打ち出すことができます。
という声も高まってきている
みたいです。
2017年に登場する
コンパクトFRのプラットフォーム
を次期86に使うことで、
コンパクトFRはスケールメリット
によるコストダウンが図れます。
そのためにも、
次の86をどうするか決定が
急がれる、というのです。
次期86がコンパクトFRと
プラットフォームを共有化する、
となれば、
残念ながら、水平対向エンジンを
使った86は一代限り、
ということになるのです。
次期モデルは2020年頃の
登場と言われており、
次は性能だけでなく、
環境問題にどうアプローチ
していくかが問われるでしょう。
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◆ボディは?
余談ですが、
スカイアクティブテクノロジー
によるボディづくりがどこまで
活かされるかはまだ不明です。
新世代の86には
サスペンションパーツや、
ミッションなど完成された
ユニットをロードスターと共有化
できる可能性があります。
また、
プラットフォームは2017年
デビューのコンパクトFRと
共有となれば、
コストも下げることが
できると予想されますね。
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