CX-3 マツダ 年次改良でなにが変わったのか!?

CX-3年次改良でどう変わったか?

1550mmの全高でタワーパーキング
にも入る、

いわば都市型の4WDモデルである。

デミオをベースにしているから
取り回しも楽々なのである。

もっとも、街乗りから雪道
まで頼りがいのあるCX-3も、

デビュー当時はドライ寄りの
乗り味で、

乗り心地が硬めであった。

シティ派4WDとしては少々
体育会系に偏っていた感もあるが、

今回は足回りのセッティングを
見直して走りの良さと快適性の
両立を図ってきたのがポイント。

小さなディーゼルエンジン特有の
低速域の頼りなさはなく、

クラッチペダルをポンと
話してもスムーズに走り出す。

意のままの走り

を追求して、

アクセル開度と燃料噴射量の
タイミングを細かく制御する、

『DE精密過給制御』

によって、

扱いやすさをさらに進化
させた結果なのだ。

街乗りレベルでも
低速域でのチューニングの効果
は大きく、

3速30㎞/h程度で走行している
シーンなどで速度の変化が
少なくスムーズな走りが可能だ。

スペック等には表れない小排気量
ディーゼルエンジンの弱みを
しっかりとケアし、

快適性をアップさせている
ともいえる。

従来のリアから伝わってくる
ゴツゴツとした乗り味も、

タイヤがスクッと上下する
動き出しや、

大きなタイヤをしっかりと
抑え込んでくれるダンパー特性
によって、

足元から伝わってくる
振動を軽減。

動きやすく収まりやすく
なったことで、

乗り心地が良くなったばかり
でなはく、

ボディの落ち着きが出ている。

ステアリングを切り込んでいくと、

ロールは大きく感じられるものの
グリップ感が低下することなく

4輪がしっかりと路面を
掴んでくれているところがわかる。

荷重の移動が自然でボディに負担がなく、

ターンインしているってくれることで、

次の操作もしやすく
インターチェンジ等での扱いやすさも
増している。

 

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エンジンフィールもハンドリング
性能も少々荒削りだった印象から、

角が丸められ洗練された印象だ。

人間工学を元に開発している
マツダらしく、

『感性に合う自然な反応』

の効果が表れていると
言えるだろう。

ただ、

同じクラスのライバルと比較
してみると、

ボディのサイズ感に対して
高コストなディーゼルエンジン
を搭載していることで、

価格的に高いことは事実。

徹底した質感の向上や、

目に見えない部分の進化は
当然といえるが、

今回はエンジンの振動を抑える
ナチュラルサウンドスムーザーの
全車標準装備化や、

サスペンションの見直しはもちろん、

フロントドアガラスの
板厚を厚くするなど、

お金がかけられていながら
価格は据え置きと、

お買い得感がアップしている。

マツダ アテンザを高級サルーン化でマイナーチェンジ計画。

従来型に乗り換えると、
年次改良モデルの乗り味は
高い質感が与えられたことがわかる。

連続する段差路面では
突き上げが少ないばかりか、

音の侵入も少なくて
ボディが重厚になったような
印象を受けるし、

加速していったときの
落ち着き感はひとクラス上の
安定感がある。

ステアリングフィールは少々
穏やか過ぎる印象もあるが、

足の接地性が高く
コーナーでグイグイ切り込んでいける
奥深さがあって、

穏やかさと走りの良さをしっかりと
両立させている。

快適性も高められた今回の
モデルは決して高くないと思うだろう。

車買取一括査定 愛車のS660で試してみた結果・・・orz

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