2024年新型フリードの価格を徹底解剖!燃費や装備も全て分かる

はじめに

 2024年に登場した新型フリードは、ホンダの中で”N-BOX”に次ぐ人気を誇る車種です。その概要は2024年5月上旬に発表され、6月28日に正式に発売されました。今回のモデルチェンジでは、エアー(AIR)とクロスター(CROSSTAR)の2つのグレードが用意され、それぞれに1.5Lのノーマルガソリンエンジンと新しいハイブリッドシステムであるe:HEVが設定されています。

 ボディサイズも見直されており、全長4,310mm、全幅1,695mm~1,720mm、全高1,755mm(FF)~1,780mm(4WD)と、旧型モデルと比較して全長と全高が伸びています。新型フリードの価格は、エアーが250.8万円から308.77万円、クロスターが285.78万円から343.75万円となっており、先行予約でも大変好評で、約2万4000台もの予約が集まりました。

 この新型フリードの価格をはじめ、燃費性能や装備内容について詳しく解説していきます。是非最後までお読みいただき、購入の参考にしていただければ幸いです。

新型フリードの価格

 2024年に新たに発売された新型フリードは、多くの注目を集めています。それには、価格設定も重要な要素として関わっています。以下では、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの価格について詳しく解説いたします。

ガソリンモデルの価格

 新型フリードのガソリンモデルの価格は、グレードに応じて異なります。エアーの価格は250.8万円から308.77万円となっており、クロスターは285.78万円から343.75万円となっています。これらの価格は、新型フリードの燃費性能と装備内容を考慮した上で、非常に競争力のある設定となっています。

ハイブリッドモデルの価格

 新型フリードのハイブリッドモデル(e:HEV)は、ガソリンモデルに比べて少し高めの価格設定がされています。具体的には、エアーのハイブリッドモデルが約280万円からスタートし、クロスターでは約320万円からとなっています。ハイブリッドモデルは省エネルギー性能が高く、長期的な燃費効果が期待できるため、初期費用は少し高めになりますが、ランニングコストの節約が見込めます。

燃費性能

ガソリンモデルの燃費

 新型フリード2024のガソリンモデルは、1.5Lのノーマルガソリンエンジンを搭載しています。主に街中や高速道路での運転が想定されており、燃費性能も十分です。具体的には、カタログ値で平均して15km/L前後を記録しています。この数値は同クラスの他の車種と比較しても競争力があり、特に日常の通勤や家族旅行での使用に適しています。

ハイブリッドモデルの燃費

 新型フリードのハイブリッドモデルは、ホンダの新しいハイブリッドシステムe:HEVを搭載しており、燃費性能でさらに優れた結果を出しています。カタログ上の平均燃費は20km/Lを超え、多くのユーザーから高評価を得ています。この燃費性能は、特に長距離ドライブや燃料費を抑えたい方にとって大きな魅力となるでしょう。また、環境にも優しいという点で、持続可能な移動手段としての価値も高いです。

装備内容

標準装備

 新型フリードの2024年モデルは、エアーとクロスターの2種類のグレードが用意されています。これらのグレードには、共通して豊富な標準装備が搭載されています。まず、安全面について言及すると、ホンダの先進運転支援システム「ホンダ センシング」が全車に標準装備されています。このシステムには、衝突軽減ブレーキや車線逸脱防止アシストなどの機能が含まれており、安全なドライブをサポートします。

 また、全グレードに7インチディスプレイオーディオが標準装備されており、スマートフォンとの連携が簡単に行えます。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しており、エンターテイメント性が高いのも特徴です。さらに、フルオートエアコンが装備されており、季節や天候に関わらず快適な車内温度を保つことができます。

 その他にも、LEDヘッドライトやプッシュスタートシステム、クルーズコントロールが標準装備されています。特にクルーズコントロールは長距離ドライブを快適にするための重要な機能で、運転の疲労を大幅に軽減します。これらの装備が標準で付いてくるため、価格に対して非常に満足度が高いと言えます。

オプション装備

 新型フリード2024年モデルでは、さらに多様なニーズに応えるためのオプション装備も充実しています。まず、オーディオ関連では高性能なスピーカーシステムやリアエンターテイメントシステムを選ぶことができます。これにより、車内での音楽体験が一段と豊かになります。

 また、運転の快適性を向上させるためのオプションとして、パワーシートやステアリングヒーターが用意されています。冬場の冷え込みにも対策が施され、快適なドライブをサポートします。他にも、サンルーフやレザーシートなど、見た目と使用感をアップグレードするアイテムも選択可能です。

 さらに、ホンダ独自の部品を使用したスポーツパッケージもオプションとして提供されています。このパッケージには、エアロパーツや特別仕様のホイールが含まれており、よりスポーティな外観を実現します。また、安全性を強化するためのリアカメラミラーやアダプティブクルーズコントロールもオプション設定されています。

 このように、多岐にわたるオプション装備を選ぶことで、自分だけの一台をカスタマイズすることが可能です。新型フリードの価格に見合った価値を最大限に引き出すため、オプション装備の選定にはぜひ慎重に検討してください。

競合車種との比較

シエンタとの比較

 新型フリード2024年モデルの競合車種として、トヨタのシエンタが挙げられます。価格帯や装備内容、燃費性能などで両車を比較してみましょう。

 まず価格についてです。新型フリードのガソリンモデルの価格は約250.8万円から308.77万円、ハイブリッドモデルは285.78万円から343.75万円です。一方、シエンタの価格帯はガソリンモデルが約222万円から275万円、ハイブリッドモデルが約240万円から295万円となっています。このようにシエンタはフリードに比べてリーズナブルな価格設定になっていますが、装備や性能によっては価値を見出すことができます。

 燃費性能についても比較しましょう。ホンダ新型フリードのガソリンモデルは燃費が約16.4km/L、ハイブリッドモデルは27.8km/Lと優れた性能を持っています。対してシエンタのガソリンモデルは15.8km/L、ハイブリッドモデルは21.0km/Lです。燃費に関してはフリードの方が一歩リードしています。

 次に装備内容についてですが、新型フリード2024には先進的な安全装備が多数標準装備されています。例えば、ホンダセンシング(自動ブレーキやアダプティブクルーズコントロールなど)が全モデルに標準装備されています。シエンタもトヨタセーフティセンスが標準装備されており、安全性には定評がありますが、機能の充実度ではフリードが若干上回ると言えるでしょう。

 以上のように、新型フリード2024とシエンタはそれぞれに優れた特徴を持つ競合車種です。価格帯、燃費性能、装備内容といったポイントで違いがあるため、利用シーンに応じて選択することが重要です。

購入のポイント

 新型フリードの購入を検討する際には、いくつかのポイントを考慮することが重要です。まず、価格帯についてですが、ガソリンモデルとハイブリッドモデルの間で価格差があるため、予算に応じて選択することが必要です。新型フリード 2024年モデルは、エアーとクロスターという2つのグレードが存在し、それについての価格帯はエアーが250.8万円~308.77万円、クロスターが285.78万円~343.75万円となっています。

 次に、燃費性能も購入の際には見逃せないポイントです。通勤や家族旅行などの用途によってガソリンモデルとハイブリッドモデルのどちらが適しているかを検討しましょう。特にハイブリッドモデルの方が燃費が良く、長距離走行を頻繁に行う場合には経済的です。

 装備内容もまた重要な要素です。新型フリードは標準装備が充実しており、安全装備や快適機能が標準で備わっていますが、さらに追加のオプション装備も豊富です。自分のライフスタイルや使用用途に合わせて、必要なオプション装備を選択することで、より快適なドライブ体験を実現することができます。

 また、新型フリードはN-BOXに次いでホンダの2番目に多く販売されている人気車種であり、先行予約では2万4000台以上の予約を集めるほど高評価を得ています。これにより、長期的なリセールバリューも高くなる可能性があります。

 最後に、納期にも注意が必要です。特にハイブリッドモデルの人気が高いため、一部グレードのFFモデルでは納期が9か月かかることもあります。早めの予約を検討することもひとつの手です。

まとめ

 新型フリード 2024年モデルは、その発売以来、多くの注目を集めており、特にホンダのラインアップで高い人気を誇る車種となっています。価格帯も、手頃なものから高級感のある装備まで幅広く、エアーとクロスターの2つのグレードを選ぶことができます。ガソリンモデルとハイブリッドモデルが存在し、それぞれの価格と燃費性能はユーザーのニーズに合わせて提供されています。

 ボディサイズも全長4,310mm、全幅1,695mm~1,720mm、全高1,755mm(FF)~1,780mm(4WD)と、旧型に比べて広がりのあるデザインが特徴です。特にハイブリッドモデルは更なる燃費改善が期待され、環境にも優しい選択肢となっています。

 装備内容に関しても豊富で、標準装備だけでなく、オプション装備も充実しており、自分に合ったカスタマイズが可能です。新型フリードの価格に関しても、ガソリンモデルが250.8万円~308.77万円、ハイブリッドモデルが285.78万円~343.75万円と、予算に合わせた選択ができます。

 総括すると、新型フリード 2024年モデルは、その高い性能と多様な選択肢により、どのユーザーにも適した一台と言えます。購入のポイントとしては、自身の使用目的や予算に合わせて、適切なグレードとエンジンタイプを選ぶことが重要です。新型フリードの購入を検討している方には、この徹底解剖が参考になれば幸いです。