新型エルグランド世界初公開!アルファード超えを狙う革新技術とは

目次

新型エルグランド世界初公開!14年ぶりのフルモデルチェンジ

2025年11月、日産自動車が待望の新型「エルグランド」を世界初公開しました。フルモデルチェンジは実に14年ぶり。かつて高級ミニバン市場をリードしていたエルグランドが、ついに再び脚光を浴びることになりました。

今回の新型モデルは、日産が誇るe-POWERシステムと、高度運転支援システムプロパイロット2.0を組み合わせた最新のプレミアムミニバンです。これにより、従来型をはるかに上回る静粛性、加速性能、燃費効率を実現。まさに“走るラウンジ”としての快適性を追求した一台に仕上がっています。

デザインテーマは「威厳と洗練」

外観デザインは、日産の新世代デザイン言語「Timeless Japanese Futurism(タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム)」を採用。大型グリルとシャープなLEDヘッドライトが特徴的で、堂々とした存在感を放ちます。一方、サイドラインは滑らかで、空力性能にも配慮。上品さと力強さを両立したデザインとなっています。

注目ポイントは「e-POWER×プロパイロット2.0」の融合

今回の最大の特徴は、日産の独自技術であるe-POWERシステムと、同社の最新運転支援技術プロパイロット2.0が初めてミニバンに搭載された点です。これにより、長距離ドライブでも疲労を最小限に抑え、静粛で滑らかな走行を可能にしました。

ライバルはアルファード&ヴェルファイア

エルグランドの宿命的なライバルといえば、トヨタの「アルファード」「ヴェルファイア」。日本国内の高級ミニバン市場では、長年この2モデルが圧倒的なシェアを占めています。日産としては、e-POWERによる環境性能の高さと、プロパイロット2.0による先進性を武器に、この“アルヴェル”牙城を崩す構えです。

価格帯と発売時期

現時点での価格帯は未発表ですが、報道によるとベースグレードが約600万円台、上位グレードでは800万円を超える見込みです。正式発売は2025年12月頃とされており、年末商戦での注目株となるでしょう。

まとめ:再びプレミアムミニバンの主役へ

新型エルグランドは、日産の技術力を結集した“再挑戦の象徴”。e-POWERとプロパイロット2.0の搭載によって、単なる移動手段を超えた新しいプレミアム体験を提供します。14年ぶりの進化は、ミニバン市場に新たな波を起こすことは間違いありません。

新型エルグランドのデザイン刷新と内装の進化

新型エルグランドの魅力を語るうえで欠かせないのが、その大胆なデザイン刷新と、まるで高級ホテルのようなインテリア空間です。エクステリアは威厳と洗練を両立し、インテリアは上質素材と最新技術を融合。ファミリー層からビジネスユーザーまで、幅広い層に訴求できる完成度となっています。

外観デザイン:力強さと気品を両立した新世代フェイス

新型エルグランドのフロントフェイスには、日産の新デザインコンセプト「Timeless Japanese Futurism」が採用されています。特徴的なVモーショングリルは、より立体的に進化し、メッキとブラックパーツのコントラストが高級感を強調。ヘッドライトは薄型LEDでシャープな印象を与え、夜間走行でも圧倒的な存在感を放ちます。

また、ボディラインは風の流れを意識した空力デザインを採用。Cd値(空気抵抗係数)を前モデルより約10%低減し、高速走行時の安定性と燃費効率の向上にも貢献しています。

インテリア:静寂と快適が共存する“移動するラウンジ”

室内空間は、ドライバーと乗員の快適性を徹底的に追求。シートには高級セダン「スカイライン」にも採用されるプレミアムレザーを使用し、クッション性とホールド感を両立しています。2列目にはオットマン付きのエグゼクティブシートを採用し、まさに“走る応接室”と呼べる上質さです。

さらに、遮音ガラスや防振材の改良により、キャビン内の静粛性は従来比で約30%向上。e-POWER特有のエンジン始動音もほとんど感じさせず、まるでEVのような静けさを実現しています。

インパネ&コックピット:最新のテクノロジーを融合

運転席周りには、12.3インチのフルデジタルメーターと大型センターディスプレイを装備。プロパイロット2.0の作動状況や航続距離、ナビゲーション情報を直感的に確認できます。また、音声認識アシスタントやAmazon Alexa連携も搭載し、車内での利便性が大きく向上しました。

収納・快適装備:ファミリー層も満足の機能性

3列シート仕様では、最大7人乗りを設定。シートアレンジは多彩で、荷物の多いアウトドアユースから送迎用途まで柔軟に対応します。後席にはUSBポートや独立エアコン、シートヒーターを完備し、全席が快適に過ごせる設計です。

まとめ:高級ミニバンの「新たな基準」を提示

新型エルグランドのデザインとインテリアは、単なるモデルチェンジに留まらず、ミニバンの価値観そのものを変える革新といえます。美しさと機能性、静粛と走行性能。その全てを高次元で融合した新型モデルは、まさに日産の本気を感じさせる一台です。

新型エルグランドに搭載されたe-POWERの実力と走行性能

新型エルグランドの心臓部ともいえるのが、日産独自の第2世代e-POWERシステムです。従来のハイブリッドとは異なり、エンジンが発電専用として機能し、モーターのみで走行するのが特徴。これにより、電気自動車(EV)のようなスムーズで力強い加速を実現しています。

e-POWERの仕組み:エンジンは「発電専用」

e-POWERは、1.5L直列3気筒VCターボエンジンを発電専用に使用し、バッテリーとモーターで駆動力を生み出します。エンジンは走行状況に応じて最適な回転数で作動し、常に高効率で電力を供給。モーター駆動のため、発進時のレスポンスはガソリン車を圧倒します。

また、バッテリー残量や走行負荷に応じてエンジンが自動制御されるため、騒音や振動は最小限。アクセル操作に対してリニアに反応する特性は、EVそのものといっても過言ではありません。

走行性能:静粛で滑らかなドライブフィール

e-POWERの最大の魅力は、圧倒的な静粛性とスムーズな加速です。特に新型エルグランドでは、防音素材の改良とバッテリー制御の最適化によって、従来モデル比で騒音を約40%低減。市街地でも高速道路でも、上質な静けさを保ちます。

加速性能も注目に値します。0→100km/h加速は約8秒台と、2トンクラスの大型ミニバンとしてはトップクラス。モーター特有のトルクフルな走りで、乗員全員がストレスのないドライブを楽しめます。

回生ブレーキと「ワンペダル感覚」

エルグランドのe-POWERには、走行中の減速エネルギーを電力として再利用する回生ブレーキが搭載されています。これにより燃費性能は向上し、実走行でWLTCモード燃費17km/L前後を記録。さらに「e-STEPモード」を使えば、アクセル操作だけで加減速が可能な“ワンペダル感覚”の走りも体感できます。

走りの質を高めるシャシーとサスペンション

パワートレインだけでなく、足回りも大幅に刷新されています。新開発のマルチリンク式リアサスペンションと、軽量高剛性プラットフォームを採用。これによりコーナリング時の安定性が向上し、乗り心地と操縦性の両立を実現しました。

まとめ:e-POWERが生み出す「静かで力強い」新体験

新型エルグランドのe-POWERは、単なる燃費志向のハイブリッドではありません。EVのような静粛性と、ガソリン車を超える加速力を両立する革新的なシステムです。大型ミニバンでも快適かつ環境に優しい走りを実現し、まさに次世代ミニバンの走行スタンダードを確立したと言えるでしょう。

プロパイロット2.0搭載!新型エルグランドが示す次世代の安全性能

新型エルグランドには、日産の先進運転支援システム「プロパイロット2.0」がついに搭載されました。これは同社の高級セダン「スカイライン」で初採用された技術で、高速道路におけるハンズオフ運転を可能にする次世代の運転支援システムです。プレミアムミニバンとしての快適性と安全性を両立し、まさに“知能を持つ車”へと進化を遂げました。

プロパイロット2.0とは?

プロパイロット2.0は、車両の位置情報を高精度マップで把握し、カメラ・レーダー・ソナーを組み合わせて360度の周囲環境を認識します。これにより、高速道路での車線維持・車間距離の自動制御・追い越し支援を自動的に行うことが可能です。

さらに、ドライバーが前方を注視している限り、一定条件下でハンズオフ走行が許可されます。これはトヨタ「アドバンストドライブ」やホンダ「Honda SENSING Elite」と並び、国内でもトップクラスの自動運転レベル2に相当します。

ドライバー監視システムと連携した安全制御

新型エルグランドでは、ドライバー監視カメラが表情や視線を常時検知し、前方不注意や居眠りを防止。運転支援中にドライバーが異常を示した場合、システムが自動で減速・停止し、ハザードを点滅させて周囲に知らせます。

このような連携制御により、事故を未然に防ぐ“予防安全性能”が格段に向上しました。

高度なナビ連動と自動追い越し支援

プロパイロット2.0は、ナビゲーションシステムと連動して走行ルートを事前に把握します。これにより、カーブや分岐、追い越しのタイミングをシステムが先読み。自動で車線変更を提案し、ドライバーがスイッチで承認するだけで安全に追い越しを完了します。

この機能は特に長距離ドライブで威力を発揮し、渋滞や疲労のストレスを大幅に軽減します。

360°安全支援システムも標準装備

プロパイロット2.0以外にも、最新の安全装備が充実しています。

  • インテリジェント エマージェンシーブレーキ(自動緊急ブレーキ)
  • 後側方衝突防止支援システム(BSI)
  • インテリジェント アラウンドビューモニター(上空からの俯瞰映像)
  • プロパイロットパーキング(自動駐車支援)

これらの技術により、運転初心者でも大柄なミニバンを安心して操作できるようになっています。

まとめ:安心と快適を両立する“知能型ミニバン”

新型エルグランドに搭載されたプロパイロット2.0は、単なる自動運転支援ではなく、ドライバーの安全を中心に考えた「共存型AI技術」です。先進のセンサーとナビ連動制御がもたらす知的なドライブ体験は、まさに“未来のミニバン”そのもの。アルファードやヴェルファイアにない圧倒的な安心感を提供しています。

アルファード&ヴェルファイア vs 新型エルグランド 徹底比較!

高級ミニバン市場といえば、長年トヨタの「アルファード」と「ヴェルファイア」が王者として君臨してきました。そんな牙城に挑むのが、14年ぶりに刷新された新型エルグランドです。ここでは、デザイン・走行性能・快適性・安全装備など、主要ポイントを徹底比較します。

1. 外観デザイン比較

アルファード/ヴェルファイアは、押し出しの強いフロントマスクが特徴で、存在感とラグジュアリー性を重視。一方、新型エルグランドは「威厳と洗練」をテーマに、静かに力強さを表現したデザインへと進化しています。

項目エルグランドアルファード/ヴェルファイア
デザインテーマタイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズムダイナミックラグジュアリー
印象上品でモダン、控えめな高級感威圧感のある存在感
空力性能Cd値約10%低減やや高め(静粛性重視)

2. 走行性能&パワートレイン比較

アルファード/ヴェルファイアはハイブリッド(2.5L+モーター)を採用し、安定した静粛性を確保しています。一方、新型エルグランドはe-POWERによるモーター駆動で、加速レスポンスと静粛性の両立に優れています。

項目エルグランドアルファード/ヴェルファイア
駆動方式e-POWER(モーター駆動)ハイブリッド(エンジン駆動+モーター)
加速性能(0-100km/h)約8秒台約9.5秒前後
燃費性能(WLTCモード)約17km/L約16.4km/L
静粛性エンジン発電制御で非常に静かエンジン始動時の音がやや大きい

3. インテリアと快適装備

アルファードは「動く高級サロン」と評されるほどの豪華な内装が売りです。対して、新型エルグランドはプレミアムレザーと自然素材を組み合わせ、落ち着きのある空間を演出。遮音性能の高さではエルグランドが優勢といえます。

  • エルグランド:静粛性重視、上品なデザイン、家族やビジネスに適する快適空間
  • アルファード:ゴージャスな雰囲気と圧倒的ブランド力で優位

4. 安全装備・運転支援技術

安全技術では、新型エルグランドが一歩リード。プロパイロット2.0によるハンズオフ走行はトヨタ車には未搭載で、長距離ドライブでの快適さが大きく異なります。

  • エルグランド:プロパイロット2.0、ドライバーモニタリング、ナビ連動自動追い越し
  • アルファード:TSS(トヨタセーフティセンス)、レーンキープアシスト、緊急時操舵支援

5. 価格・コスパ比較

価格帯はどちらも600〜800万円台で拮抗。ただし、エルグランドはe-POWERと高性能装備を標準化しており、同価格帯でもコストパフォーマンスに優れます。

まとめ:アルヴェルの牙城に迫る“実力派”ミニバン

トヨタのアルヴェルが築いた高級ミニバンの王座は揺るぎません。しかし、新型エルグランドは技術力・快適性・デザインバランスのすべてで進化を遂げています。特にe-POWERとプロパイロット2.0の組み合わせは、ライバルにはない強力な武器。日産が再びこの市場に挑む理由が、確かに感じられる一台です。

市場の反応と専門家の評価、日産の真の狙いとは?

2025年11月に世界初公開された新型エルグランドは、日産ファンのみならず、業界全体からも大きな注目を集めました。SNS上では「ようやく本気を出した」「アルヴェルに真っ向勝負できる日産車が来た」といった声が多く見られ、14年ぶりの復活にふさわしい熱狂が広がっています。

初期反応:デザインと技術の融合が高評価

公開直後から特に話題となったのが、日産の新世代デザインと最先端技術の融合です。専門誌『モーターファン』や『Car Watch』のレビューでは、次のような高い評価が寄せられています。

「アルファードやヴェルファイアが“王道ラグジュアリー”なら、エルグランドは“知的で静かな高級感”。デザインの完成度と走行性能の進化は予想以上だ。」(Car Watch編集部)

「e-POWERとプロパイロット2.0の組み合わせは、ミニバンとして世界最先端。静粛で滑らか、そして運転が楽しい。」(モーターファン技術編集部)

ユーザーの関心も非常に高く、予約段階で初月の国内受注台数が7,000台を突破(※日産関係者情報)したと報じられています。特に40〜50代のファミリーユーザー層に加え、企業の送迎用需要も多く見られています。

専門家の分析:日産の「e-POWER戦略」深化

自動車ジャーナリストの間では、今回の新型エルグランドが日産の電動化シフトの象徴と位置づけられています。日産はEVのリーフで先行した一方で、ミニバン市場ではやや出遅れていました。しかしe-POWERを軸に据えたことで、「EVの快適さ」と「ガソリン車の実用性」を両立し、次世代ファミリーカーの方向性を示しています。

また、日産の開発チームは「電動化×人間中心設計」をキーワードに掲げており、運転者のストレス軽減を最優先した開発を行ったと説明しています。

海外市場での注目度も上昇中

エルグランドはもともと日本市場中心のモデルでしたが、今回の新型ではアジア・中東市場への展開も視野に入れています。特に香港・シンガポール・アラブ首長国連邦など、高級送迎用途が多い地域での需要を想定。海外メディア『Top Gear Asia』は「欧州車のようなプレミアム感を備えたアジア製ミニバン」と評しています。

日産の狙い:プレミアム市場への再挑戦

日産は新型エルグランドを通じて、単なるミニバンではなく「プレミアムモビリティブランド」としての復権を狙っています。セダン市場の縮小が進む中、快適性・安全性・電動化のすべてを融合した高級ミニバンは、次の収益柱となり得るカテゴリーです。

特に、アルヴェルがブランド人気で強さを発揮する中、日産は技術・知能化で差別化を図る戦略を取っています。この方向性は、今後の他車種(セレナや新型スカイラインSUV)にも波及していくとみられます。

まとめ:市場の期待に応える日産の「本気」

新型エルグランドは、ただのモデルチェンジではなく、日産の未来を占う試金石です。市場反応は好調で、技術力・ブランド力ともに再び注目を集めています。“アルヴェル神話”を崩す第一歩として、エルグランドがどこまでシェアを伸ばせるか——その動向から目が離せません。

新型エルグランドが描く「次世代ミニバン」の未来

14年ぶりのフルモデルチェンジを果たした新型エルグランド。その登場は、単なるモデル刷新に留まらず、日本のミニバン市場全体に“変革の波”をもたらしました。アルファード/ヴェルファイアが築いたラグジュアリーの王道に対し、エルグランドは“静かなる革新”という新しい方向性を提示しています。

「静けさ」と「知能化」で差別化する日産流プレミアム

エルグランドの最大の武器は、e-POWERによる電動走行プロパイロット2.0の知能運転。この2つを融合することで、ドライバーと乗員の両方が快適に過ごせる「知的な移動空間」を実現しました。

アルヴェルが“豪華な存在感”を強調するのに対し、エルグランドは“静かで知的な高級感”を追求。特に夜の街でライトアップされた姿は、控えめながらも確かな威厳を放ちます。

サステナブル時代に求められる“環境×快適”の融合

EVシフトが加速する中、e-POWERは「エンジンで発電しモーターで走る」という独自アプローチで、環境性能と実用性を両立しています。充電インフラを気にせず電動の走りを楽しめる点は、完全EVとは異なる魅力。

日産はこの技術を通じて、「すべての人に電動の快適さを」というコンセプトを実現。エルグランドはその象徴的存在といえます。

ミニバンの“価値観”を変える一台

これまでの高級ミニバンは「豪華」「大きい」「静か」という要素が重視されてきました。しかし、これからの時代は「賢い」「持続可能」「パーソナライズ」が新しい価値基準となります。

新型エルグランドは、AI運転支援や音声操作、クラウド連携を備えた“知能型モビリティ”。移動空間そのものをアップデートし、ファミリーだけでなく企業やVIP輸送など、多様なニーズに応えるポテンシャルを持っています。

今後の展望:日産が描くミニバンの未来戦略

日産は、エルグランドを起点に次世代のミニバン戦略を展開する見通しです。2026年以降には、e-POWERの次世代版「e-4ORCE」搭載モデルや、完全EVミニバンの投入も検討されています。これにより、日産は「走り・環境・安全・快適」のすべてを網羅するブランドとして再構築を進めています。

まとめ:エルグランドが開く“未来の高級ミニバン”

新型エルグランドは、日産の技術と哲学を凝縮した「未来への挑戦」です。e-POWERが生む滑らかな走り、プロパイロット2.0が支える安心感、そして控えめながら上質なデザイン。そのすべてが、次世代ミニバンの新たなスタンダードを示しています。

“走る応接室”という従来の価値を超え、これからは“考えるモビリティ”の時代へ。新型エルグランドは、その第一歩を踏み出したといえるでしょう。

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