日産新型エルグランド2025最新情報｜15年ぶりのフルモデルチェンジでアルファードに挑む

2025年10月15日

日産エルグランド、15年ぶりのフルモデルチェンジがついに始動

日産自動車は2025年、フラッグシップミニバン「エルグランド」を約15年ぶりにフルモデルチェンジすることを正式に発表した。2009年に登場した現行モデル（3代目E52型）以来の全面刷新となり、トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」との真っ向勝負が再び幕を開ける。

エルグランドといえば、かつて“キング・オブ・ミニバン”として高級ミニバン市場を牽引してきた存在。しかし近年はアルファードの圧倒的な人気に押され、販売台数では大きく差をつけられていた。今回のフルモデルチェンジは、日産がプレミアムミニバン市場で再び存在感を取り戻すための勝負の一手といえる。

なぜ今、エルグランドを刷新するのか？

背景には、電動化戦略とブランド再構築を進める日産の全体戦略がある。新型エルグランドには第3世代の「e-POWER」システムが搭載される見込みで、これにより静粛性と燃費性能が大幅に向上。さらにプラットフォームも一新され、走行性能や乗り心地も従来から大きく改善されると予想されている。

また、デザイン面では「アリア」や「エクストレイル」に続く最新のVモーショングリルやLEDシグネチャーを採用し、よりモダンかつ重厚感のあるフロントフェイスに刷新される。これにより、アルファードに匹敵する存在感と高級感を打ち出すことが狙いだ。

エルグランド復権への挑戦

近年のミニバン市場は、ファミリー層だけでなく、経営者や送迎需要など多様なユーザー層が存在している。その中でアルファードは「ステータス性」「快適性」を武器に独走状態を築いてきた。これに対抗するため、日産は新型エルグランドに「上質な走り」「先進電動技術」「静寂性」をキーワードとして掲げている。

さらに、開発責任者のコメントによれば「新型エルグランドは“走るラウンジ”を目指した」とのこと。高級感だけでなく、ドライバーズカーとしての走行性能にも重点を置く点が、アルファードとの差別化につながる可能性が高い。

市場動向と発売時期の見通し

新型エルグランドの正式発表は2025年内、もしくは2026年初頭と予想されている。生産は九州工場が担い、グローバル展開も視野に入る。特に北米市場では「インフィニティQX80」などとプラットフォームを共有する可能性も指摘されており、日産の上級モデル戦略の中核を担うモデルとなるだろう。

国内販売価格はおそらく550万円〜850万円前後のレンジで設定される見込み。これはアルファードの価格帯にほぼ一致しており、性能と装備の完成度次第で市場の勢力図が変わる可能性もある。

まとめ：再び「高級ミニバンの王者」へ挑む日産

エルグランドのフルモデルチェンジは、単なるモデル更新ではなく、日産全体のブランド価値を再構築する挑戦でもある。電動化と高級化を両立させた新型エルグランドが登場すれば、停滞していた国内ミニバン市場に再び活気が戻るだろう。

アルファード独走時代に風穴を開けられるのか――。その答えが出るのは、2025年の正式発表の瞬間である。

技術革新で挑む新型エルグランド──その仕様・装備の全貌

第3世代 e-POWER の導入とその革新性

新型エルグランドには、日産が次世代電動化を担うと位置付ける **第3世代 e-POWER** が搭載される予定であることが、複数の報道で裏付けられている。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

この第3世代 e-POWER の主な特徴と進化点は以下である：

発電専用 1.5L ターボエンジンを採用（エンジンは車輪を駆動しない方式）:contentReference[oaicite:2]{index=2}
モーター、インバーター、制御ユニットなどをモジュール化した「5-in-1」構成による軽量化設計:contentReference[oaicite:3]{index=3}
燃費性能向上（高速巡行燃費の改善、全体で第2世代比 15％程度向上目標）:contentReference[oaicite:4]{index=4}
システムコストの低減（第1世代比で約20％減）を目指す設計思想:contentReference[oaicite:5]{index=5}
静粛性・振動制御の改善を重視したチューニング強化:contentReference[oaicite:6]{index=6}

この構成により、従来のガソリン直噴エンジン走行モデルに比して、燃費・静粛性・レスポンスで優位性を得ることが期待されている。特にモーター駆動による即時応答と、発電用エンジンを最適回転域に固定運用できる点が強みとなる。

ただし課題も残る。たとえば、1.5L ターボという小排気量エンジンが重厚な大型ミニバンの全質量を発電用に支えきれるかどうか、という不安の声もある。:contentReference[oaicite:7]{index=7}

プラットフォーム・車体構造の刷新

新型エルグランドでは、車体骨格・プラットフォームの刷新が行われる見込みだ。これにより、走行剛性・操縦安定性・乗り心地（特に路面追従性）を高め、これまでのミニバン軽視の印象を払拭することが狙われている。

特に以下のような改良が予想される：

軽量化素材（高張力鋼板、アルミ部材等）の積極投入
振動・ノイズ対策強化（遮音材、吸音構造、分割構造接合）
車体剛性アップにより、モーター駆動時の剛性感と操作応答性を確保

こうした構造的改善は、e-POWER モード時の静粛性と快適性を引き立てる基盤となる。

デザイン刷新とエクステリアの方向性

デザイン面では、「Hyper Tourer」コンセプト（2023年発表）で提示された意匠をモチーフに、先進性と上質感を両立したスタイルが予告されている。:contentReference[oaicite:8]{index=8}

具体的には：

フロントに水平基調かつ立体感のあるライトバー／グリル構造（ワイドライト化の可能性）:contentReference[oaicite:9]{index=9}
デイタイムランニングライト（DRL）や照明演出の意匠性強化
リアもフル幅のライトバー構成と連続感のある造形
キャラクターラインを抑えたモダンな面構成、無駄の削ぎ落とし
ホイール大型化・バンパーデザイン見直しによる迫力演出

また、ティザー公開時点で新型エルグランドの一部外観が披露されているが、シャープな印象を残しつつ堂々とした佇まいとなっており、重厚感とモダンさを両立する方向性が読み取れる。:contentReference[oaicite:10]{index=10}

内装・快適性・空間設計の強化

ミニバンとして最重要視される「居住性」も徹底的に見直される可能性が高い。下記ポイントが注目される：

キャビン静粛性強化（エンジン振動遮断、モーター駆動特性を活かす設計）
シート構造改良（座り心地、サポート性、通気性素材採用）
可動式アクセサリ（スライドトレイ、収納、カップホルダーなど）やユーティリティ向上
後席用エンターテインメント／ディスプレイオプション強化
後席空調強化、分割温度制御、静音通気経路設計など快適装備

特に、静粛性とシート快適性の向上は、アルファード／ヴェルファイアの強みの一つである快適空間との勝負に直結する。

先進運転支援・安全装備（ADAS）の強化

技術的トレンドとして、ハンズオフ運転レベルの支援機能や高度な運転支援を前提とした「プロパイロット」系技術の刷新も期待されている。:contentReference[oaicite:11]{index=11}

想定される安全／支援装備には以下のものがある：

プロパイロット2.0 相当以上の高度運転支援システム
車線維持支援、渋滞支援、追従巡航など強化モード
360度カメラ、死角対応カメラ、パーキング支援システム
衝突被害軽減ブレーキ、歩行者・自転車検知、夜間歩行者対応強化
予防安全センサー（LiDAR／レーダー／カメラ複合構成）

これらによってドライバーの安心・安全性が高まり、ステータス性と実用性の両立を目指すと考えられる。

予想性能・スペックの予測レンジ

現時点で確定情報は限られるが、報道ベースの予想数値や指標を整理すると以下が想定される：

項目	予想値または報道値
全長／全幅／全高	4,975 mm × 1,850 mm × 1,815 mm（報道ベース）:contentReference[oaicite:12]{index=12}
ホイールベース	3,000 mm（報道ベース）:contentReference[oaicite:13]{index=13}
車両重量	1,930-2,020 kg 見込み（報道ベース）:contentReference[oaicite:14]{index=14}
発電用エンジン	1.5L ターボ 3気筒（可変圧縮比，STARC理論採用）:contentReference[oaicite:15]{index=15}
モーター駆動方式	モーター駆動方式（エンジンは発電専用）── 純シリーズハイブリッド構成:contentReference[oaicite:16]{index=16}
燃費改善目標	第2世代比高速域で＋15％，システム全体で改善目標あり:contentReference[oaicite:17]{index=17}
発売時期	2026年春発売見込み（発表は 2025年秋モビリティショーで）:contentReference[oaicite:18]{index=18}

ただし、このような予想値には誤差が伴う可能性が高いため、正式発表後の数値が必ずしも一致するとは限らない。

比較視点：この仕様刷新がアルファードに対抗しうる理由

上記の技術／仕様刷新点を踏まえると、新型エルグランドがアルファードに対してアドバンテージを持てる可能性がある点は以下である：

モーター駆動をベースとする駆動フィールの滑らかさ・レスポンス性能
静粛性強化が可能な構造設計と振動制御技術
発電用エンジン設計の最適化による燃費性能改善
デザイン刷新による高級感の演出とブランド刷新効果
高度運転支援技術による安全性・先進性の訴求

これらがうまく融合すれば、単なる「トヨタへの対抗モデル」ではなく、「新しい選択肢」として市場評価を得る可能性がある。

ただし、技術投入コスト・部品調達・重量増加・製造適用性・消費者受容性（特に信頼性、安全性）など、実際の量産化・販売までの課題も多い。

パート2まとめ：技術革新で差をつけるチャンス

新型エルグランドは、第3世代 e-POWER を中核に据え、プラットフォーム刷新・デザイン革新・快適性強化・先進運転支援を統合した仕様アップを目指している。この進化が、かつての「高級ミニバン王者」エルグランドを復権させる鍵となる可能性が高い。

ただし、その実効性・信頼性・量産性をどう担保するかが、アルファードを本当に脅かすモデルになれるかどうかの分岐点となろう。次のパートでは、アルファードとの比較・競争力分析に踏み込みます。

アルファードに勝てるのか？新型エルグランドの競争力を徹底比較

15年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型エルグランドは、当然ながら最大のライバル「トヨタ・アルファード」を強く意識して開発されている。ここでは、性能・デザイン・価格・ブランド力など複数の視点から、両車の強みと弱点を比較し、エルグランドがどこまで対抗できるかを検証する。

1. パワートレインと走行性能の比較

項目	日産新型エルグランド（予想）	トヨタアルファード（現行40系）
搭載システム	第3世代 e-POWER（1.5Lターボ＋モーター）	ハイブリッドシステム（2.5Lエンジン＋モーター）
駆動方式	2WD／4WD（モーター駆動ベース）	2WD／E-Four（電動4WD）
燃費（WLTCモード）	約16〜18km/L（予想）	17.7km/L（実測）
静粛性	発電エンジン非直結のため高静粛性	遮音対策＋ハイブリッドで静粛性高
加速フィール	モーター駆動の即応トルクで滑らか	スムーズだがエンジン介入時に若干のラグ

走行性能面では、e-POWERによるリニアで静かな走りが新型エルグランドの大きな武器となる。一方で、アルファードのハイブリッドはすでに熟成されており、燃費効率や信頼性では一歩リードしているといえる。

2. デザイン・外観の印象比較

デザイン面では、アルファードが「威厳」と「ラグジュアリー」を前面に出すのに対し、新型エルグランドは「先進性」と「クリーンな高級感」で勝負する構成になる見込みだ。

アルファード：大型グリルとメッキ装飾で圧倒的な存在感を演出。
エルグランド：水平基調ライトバーとモダンな面構成で洗練された印象。

アルファードが“王道の豪華さ”であるのに対し、エルグランドは“新時代の高級感”を打ち出している。この差別化が成功すれば、これまでの「見た目が地味」という印象を一新できるだろう。

3. 室内空間と快適装備の比較

室内の快適性はミニバン選びで最重要ポイントの一つだ。両車の主な比較ポイントを整理すると以下の通り。

項目	エルグランド	アルファード
室内長	約3,150mm（予想）	3,220mm
2列目シート	独立キャプテンシート＋オットマン標準	エグゼクティブパワーシート（電動＋リクライニング）
静粛性	e-POWER駆動で高静粛性（エンジン音低減）	遮音ガラス＋高密度断熱材採用
内装デザイン	アリア調のモダンデザインを採用予定	高級ホテルのような装飾と素材

新型エルグランドは、e-POWERの静粛性を活かした“走るラウンジ”コンセプトを採用。これにより、移動そのものを快適に楽しめる空間設計を目指している。一方のアルファードは、すでに高級感・素材品質で圧倒的な支持を得ており、エルグランドがどこまで質感を高められるかが勝負の分かれ目になる。

4. ブランド力と販売実績

ブランドイメージの比較は、両者の“市場での立ち位置”を象徴している。

アルファード：「成功者の象徴」「送迎・VIPカー」として絶対的なステータス。
エルグランド：かつての王者だが、近年は販売減少で存在感が薄れた。

しかし、日産は2025年以降、アリア・セレナe-POWERなど電動ラインナップを拡充しており、「先進技術ブランド」としての地位を再構築中。新型エルグランドはその象徴として、ブランドイメージの刷新に大きな役割を果たす可能性がある。

5. 価格・コストパフォーマンス比較

モデル	価格帯（目安）
日産新型エルグランド	550万〜850万円（予想）
トヨタアルファード	559万〜872万円

価格帯はほぼ同等で、装備内容やブランド価値が選択の決め手となる。もし新型エルグランドが、e-POWERによる静粛性と燃費性能をアピールできれば、「走りで選ぶミニバン」という新しいポジションを築ける可能性がある。

6. ユーザー層と購買動機の違い

アルファードは主に経営者層・法人需要・ファミリー層の三方向に人気が集中している。一方、エルグランドは以前より“走りを重視するパパ層”に支持されてきた。新型でデザインと上質感が向上すれば、アルファードと異なる購買層を開拓できる可能性がある。

アルファード：ステータスと快適性を最重視
エルグランド：静粛性と走行性能を重視

この違いを明確に打ち出すマーケティングができれば、直接競合というより「価値観の違う高級ミニバン」として共存できる展開もあり得る。

まとめ：新型エルグランドは“静けさ”で勝負する

新型エルグランドとアルファードの比較から見えてくるのは、「王道の豪華さ」対「先進的な静けさ」という構図だ。日産はe-POWER技術を武器に、走行フィールと環境性能でアルファードとの差別化を図ろうとしている。

ブランド力ではまだトヨタに一歩及ばないが、デザイン刷新と電動化の進化がユーザーに響けば、再び「高級ミニバンの二大巨頭」として市場を盛り上げる存在になるだろう。

新型エルグランドの課題と今後の展望──再び“王者”へ返り咲くために

日産の新型エルグランドは、15年という長い沈黙を破って登場する。満を持してのフルモデルチェンジであり、e-POWERによる電動化やデザイン刷新によって、アルファード独走時代に挑む構えだ。しかし、その道のりは決して平坦ではない。ここでは、エルグランドが抱える課題と今後の展望を整理していく。

1. 最大の課題：ブランド力と販売網の弱体化

最大のハードルは、長期間の空白によるブランド力の低下だ。アルファードはこの15年の間に「高級ミニバン＝アルファード」という確固たる地位を築き上げた。一方のエルグランドはフルモデルチェンジが遅れたことで、販売台数・法人採用・リセールバリューすべてで差をつけられている。

日産はこの弱点を補うため、新しい顧客体験の提供に注力している。具体的には、オンライン販売・サブスク型リース「NISSAN CLICK MOTION」や、AIコンシェルジュ搭載ナビの導入など、 “若いファミリー層やデジタル世代にも響く高級ミニバン”というポジションを狙っている。

2. 技術的な課題：e-POWERの耐久性と重量問題

次に、技術面での課題も見逃せない。 e-POWERはモーター走行に特化した優れたシステムだが、エルグランドのような2トン級の大型車に搭載する際は、モーター出力やバッテリー容量、発電エンジンの耐久性などに高い設計精度が求められる。

とくに長距離走行や登坂性能において、1.5Lターボの発電能力がどこまで余裕を持てるかが鍵となる。日産はこれに対し、「e-POWER第3世代では効率と発電制御を最適化した」と説明しているが、実際のユーザー評価が出るまでは信頼性の面で慎重な見方もある。

3. デザインと内装品質の差をどう埋めるか

アルファードの人気を支えているのは、何よりも圧倒的な内装の豪華さである。上質なレザー、ウッド調パネル、アンビエントライトなど、まるでホテルラウンジのような空間設計は他社の追随を許さない。

一方、エルグランドはこれまで「スポーティ」「硬派」なイメージが強く、 “高級感よりも走り”という印象が定着していた。新型ではアリアのようなモダンデザインを採用することで高級感を補強しているが、細部の質感や素材選びがアルファード級に達するかどうかが成否を分ける。

4. 販売・生産体制の整備とグローバル戦略

また、エルグランドは国内専用モデルのイメージが強かったが、新型では北米・アジア市場も視野に入れたグローバル展開が検討されている。特に北米では「インフィニティQX80」や「パスファインダー」との共通プラットフォームを採用することで、開発・生産コストを最適化できる見込みだ。

この戦略が成功すれば、グローバルな販売ボリュームを確保し、国内市場だけに依存しない収益構造を築くことが可能となる。そのためにも、国内販売チャネルの再構築と、アフターサービス品質の向上が重要な鍵となる。

5. エルグランドがアルファードに勝てる“唯一の武器”

それは、ズバリ「静けさと走りの質」だ。 e-POWERによるモーター駆動は、低速域から高トルクを発揮し、エンジンを回さずに加速できる。この特性は都市部での送迎や高速クルージングで圧倒的な快適性を提供する。

また、ドライバー視点でもアクセルレスポンスの鋭さと滑らかさは魅力的だ。これまでアルファードでは「運転する楽しさ」がやや犠牲になっていたが、エルグランドは走り好きのユーザーに「操る喜び」を取り戻す可能性がある。

6. 2026年以降の市場展望と期待

自動車市場全体では、2030年に向けて電動化・自動運転・コネクテッドがキーワードとなっている。日産はこの潮流を背景に、エルグランドを“電動プレミアムミニバン”として確立しようとしている。

また、2025年秋に開催予定の「ジャパンモビリティショー2025」では、新型エルグランドの量産試作車が公開される可能性が高いとされており、注目度は急上昇中だ。発売は2026年前半が有力視されている。

7. まとめ：日産の逆襲は始まった

新型エルグランドは、単なるモデルチェンジではなく、日産ブランドの再起をかけた戦略車である。アルファードが築いた“王者の牙城”に挑むには、静粛性・走行性能・デザイン・快適性のすべてで進化が求められる。

だが、かつて高級ミニバン市場を席巻したエルグランドには、そのポテンシャルがある。もしこのフルモデルチェンジが成功すれば、再び“高級ミニバンの双璧”として国内外で話題を独占する日も遠くないだろう。